素材観察と実験日記

ジョイナーズを作ってみる実験。

いろんな視点や角度から写真を撮って、それをコラージュするのだ。

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制作経緯や裏話について。

他人がモノを選ぶ視点に興味がある。

それは自分のインテリアやプロップスタイリングのヒントになるからだ。

流行りや誰かのオススメでモノを選ぶ人が多いけれど、

自分の感性に任せて、モノを選ぶ人に感心がある。

その中でも綺麗という感性に着目したい。

 

綺麗だな〜と思ったものが

どういう素材で何故綺麗と感じるのか?

光の反射、置く場所、角の取り方など、

そもそも作った人はどこにこだわっわいて、手にとっていいと思った人はなにに惹かれたのか?

ということが気になって気になってしょうがない。

 

どうやら名店の店主や山に籠った作家は

そういう感性があるらしいが、

人見知りの私は密かにその好奇心を抱きつつも、店主や作家に向かって「これのどこがいいんですか?」という乱暴な聞き方はできず、

(まぁ聞き方はあると思うが・・)

 

駆け込み寺的にたどり着いたのは図書館の美術コーナーの画集だった。

 

絵を描く人は相当なモノの観察をしているに違いない。

光、色、構図、形・・・それを何日もかけて描くのだから。

ここに、何かヒントがあるはずなのだ。

 

セザンヌ。テーブルに置かれた果物や布の絵は写実のようだけれど、

空間がねじ曲がっている(変な角度になっている)。

ピカソはここからヒントを得て、いろんな角度から見た物の形を一つの画面に収める、

キュビズムの絵を描いたと言われている。

そういえば、前にどこかのギャラリーに行った時、後ろから美大生の会話で

「これキュビってるね。」「うんうん、キュびってる。」というスラングを聞いたのを思い出した。

要はいろんなものの角度から見た絵ということか。

ポケモンでいうとポリゴンみたいな。

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それはさておき、モノをいろんな角度から観察するというのはどういう気持ちなんだろうと思った。

それは、例えば写真を撮る時のように、ピンを当てるところを決める(主役を決める)のとは違うのだ。

 

デイビッド・ホックニーは画家でありながら「ジョイナー」という手法で撮影をしている。

いろんな視点や角度から写真を撮って、それをコラージュするのだ。

動画を見た後に、これを自分のモノで実験してみなくては!と思った。

ここには、きっとモノを多角的に捉えるためのヒントがたくさん詰まっているんだ。

 

メモ。

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記念すべき第一回目のジョイナー実験は、

久しぶりに投稿するMe alice GRANDMAの更新にぴったりな素材となった。

まずは簡単にスタイリングをしていき、50枚ほど別の角度から撮ってみる。

そして最後は全部プリントして取捨選択しながら、一枚の絵にコラージュする。

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背景

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ロウソク

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植物

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ボール

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印刷&コラージュ

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色々と迷う・・・

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完成へ

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実験の感想としては、写真をランダムに撮って見て(適当に舐め回すように撮って)

自分でも気づかない素材の見え方や発見があった。

布のシワ感などはまさにそうだ。

強制的に様々な角度からモノを撮影できるので面白い。。

今回は50mmの単焦点レンズのみだったけれど、マクロレンズも併用して撮ったらもっと良さそう。

反省としては、「多角的に」といった割には同じような視点になってしまったので、

まだまだ撮影枚数が少ない感じがする。

もっといろんな角度や色味、違う時間帯からも次は撮影してみたい。

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